領収書をくれる葬式

 昨日は葬儀に出席してきました。僕は上司のお伴として。

 噂には聞いていたのですが、香典をお渡しすると領収書を貰いました。そして、香典返しはその場で。海苔でした。お伴は3回目か4回目ですが、ほとんど海苔で、たまにお茶でした。すごい文化ですね。合理的といえば合理的ですが。そういえば、結婚式も会費制らしいです。

 そういえば、北海道に来てびっくりだったのは「お悔やみ欄」の充実ぶり。北海道新聞には「お悔やみ欄」が1pがっつりあります。あれって、拒否出来ないのかな。だって、載せたくないでしょ。小さい子が亡くなってたりすると、知らない人のことでも沈みます。なんで、「お悔やみ欄」なんかあるのかね。


なまら北海道だべさ!! (双葉文庫)

なまら北海道だべさ!! (双葉文庫)

なんもかんも北海道だべさ!! (双葉文庫 せ 6-3)

なんもかんも北海道だべさ!! (双葉文庫 せ 6-3)

がっつり北海道だべさ!! (双葉文庫)

がっつり北海道だべさ!! (双葉文庫)

内地(本州)を馬鹿にしたような感じなので、あんまり文章が好きじゃないんですが、北海道文化を知るにはこの本が面白いと思います。この本は北海道の書店では平積み率が高いです。

号外が無くなる日

2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書)

2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書)

昨日は号外がたくさん配られたみたいですね。僕はニュースをtwitterで知りました。

インターネットは速報性があると言っても、ニュースサイトなんてしょっちゅう見るわけじゃないので、号外に意味はあったかもしれない。少なくとも、僕はケータイで見るページは全てbookmarkから飛ぶので。つまり、プル型のインターネットに比べれば、プッシュ型の号外を必要とする人はいた。でも、twitterではタイムラインに自分の求めていない情報も載ってやってくる。つまり、twitterはプッシュ型のメディアだ。

インターネットは「プル型」だから、「プッシュ型」である旧来マスメディアはそこに活路があるっていう話もあった。けれども、twitterによって、インターネットは「プッシュ型」の情報発信という武器を手に入れたんじゃないだろうか。

でも、僕は旧来マスメディアには活路はあると思う。それは情報編集力。だいたい、マスメディアなんて全て「編集」が仕事だと思う。もっとさ、極端になってもいいんじゃないかなっていつも思う。幕の内弁当みたいなバランス取った会社は必要だけど、思い切り「寄った」メディアを作ればいいんじゃないか。

こんなことを言うと己の浅はかさを晒すようで恥ずかしいんだけど、新聞は日経が面白いと思う。流通新聞も面白い。なんでかっていうと、切り口が「経済」って明瞭だから。他の会社も「左」とか「右」とか、「若者」とか「高齢者」とか、「アニメ」とか「音楽」とかに
思いっきり舵を切ったらいいのに。「なんとか脳」になってもいいじゃん。どうせ見たいものしか見ないんだから。

リレキショ

リレキショ (河出文庫)

リレキショ (河出文庫)

正直、辛かった。なにが辛いって、主人公が羨ましいからだ。全てリセットして、新しい自由を手に入れる。「自由」という言い方はちょっと違うかもしれない。なにしろ、周りの人々が主人公を誘ってくれる。主人公は疑ったりせず、素直に従う。全てリセットしているからスポンジみたいなのだ。こういうことが自分の身に降ってこないかと考えてしまう。でも、たぶんこないだろう。そういった意味で辛かった。

若い人でも有益なHow to本〜男おひとりさま道〜

男おひとりさま道

男おひとりさま道

上野さんが書いているので、もっと学術的な見地から書いた本だと思っていた。確かに学者だけあって論拠はしっかりしていたり、介護保険制度等の問題点を指摘していたりするのだけれども、それ以上にhow toやtipsの本だった。

面白かったのは、「おひとりさま力」の強い人というケースを紹介した時に、「出世コースから外れた人」という共通項が浮かんできたことである。仕事が「おひとりさま力」に与える悪影響とは何なのかを検討するところは、頷いてしまった。

でも、どうやったってこの手の本は色々な「縁」を持ちましょうとなってしまうのが、非コミュには辛いところだ。「いや、それしかないのだから、mixiなどのSNSで縁を持つことも出来るだろう」とか方法論じゃなくて、もっとひっくり返すような考え方はできないものかな。ひとつのヒントはLifeで澁谷知美さんが言ってた「作品の向こうには人がいる」って話になるのかな。

平成オトコ塾―悩める男子のための全6章 (双書Zero)

平成オトコ塾―悩める男子のための全6章 (双書Zero)

この『平成オトコ塾』でも、「モテ」をテーマにして取り上げている。「非婚の原因は<給与>と<出会い>の問題であるので、それらをなんとかしよう」っていう動きに対して、「アホか」とバッサリやってしまう。痛快だった。

30代(また鬱屈とした40代)にはこの2冊はぜひ合わせて読んで欲しい。

それにしても双書Zeroはこれからのラインナップが楽しみだな。

お金持ちになるための思考回路へ〜金持ち父さんの投資ガイド入門編〜

金持ち父さんの投資ガイド 入門編―投資力をつける16のレッスン

金持ち父さんの投資ガイド 入門編―投資力をつける16のレッスン

この本で一番刺さったのは、「将来どうなりたいか」を突きつけられることだった。

1.安心していられること
2.快適であること
3.金持ちであること

この3つの将来について、「ファイナンシャルプランを立てろ」と金持ち父さんに言われる。確かに、「1.安心していられること」はとても簡単。「ケチになり、銀行に預金して、会社にしがみつく」というのが、僕の立てたファイナンシャルプランだった。

でも、「2.快適であること」になると難しい。僕にとって、快適であることは「消費」が充分に出来ることだ。「浪費」はしなくていい。充分な消費をするためには、金融商品等について考えなくてならない。少しずつ、銀行の普通預金から、もっと金利のいい金融商品に移していくことが必要になる。でも、せいぜい定期預金だったり、国債、地方債程度だろうか。

「3.金持ちであること」を選択するのは、逆に簡単。時間を投資する。つまり、時間を使って学習すること。これは裏表紙に書いてあることでもある。

投資は危険ではない。知識が不足していることが危険なのだ。

やっぱり学習しないといけないな。

この本の以前に、『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を読んでた。

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

  • E…enployee(従業員)
  • S…self-employed(自営業者), small business(スモールビジネス)
  • B…business owner(ビジネスオーナー)
  • I…investor(投資家)

「ESBI」のどのクワドラントから収入を得るかという話。金持ち父さんはB・Iのクワドラントから収入を得ることを薦める。「借金の請求書のために働くな(家のローンや車のローン、クレジットカードのボーナス払い等)」、「収入ではなくキャッシュフローの管理が重要」って言葉が残った。

Investorになれるように、頑張ります!

めっちゃおもろい世間話〜海原やすよ・ともこ〜

最近はyoutube海原やすよ・ともこの漫才をずっと観てる。いまさらですが、めっちゃ面白い。女性漫才師のナンバーワンじゃないですかね。

関西以外ではどれくらい知名度があるのでしょうか?やっぱり関西以外の地域に出ると、お笑いの文化が全く違ってびっくりします。だって、関西の番組では朝夕のワイドショーには若手芸人は必須ですから。深夜は、若手芸人のバラエティがたくさん。でも、他地域では「レッドカーペット」や「エンタの神様」がまだ重要な笑いの情報源みたいです。「お笑い好き」になると、「あらびき団」とか深夜のお笑い番組になるんだろうけど、明らかにアクセス出来る「お笑い」のリソースが少ないですよね。

「関西」と「それ以外の地方」の「笑い」は確実に異なってると思っていて、関西の笑いのミソは「ボケとツッコミ」だけど、それ以外の地方の笑いのミソは「あるある」か「皮肉」のような気がする。「コンバット」が関西圏で打ち切りになったのもそういったことじゃないでしょうか。こっちで会話すると、ボケた後に「冗談だけど」って言ったり、ツッコミなしで会話が進んでいくことに違和感を感じています。

今回紹介した、海原やすよ・ともこの漫才は「あるある」と「皮肉」の詰まった漫才なんですけど、ただの「あるある」や「皮肉」じゃなくて「自分を貶める」ことなどによって「ボケとツッコミ」にしてる。すごいなー。

ZAIMAN ZAI [DVD]

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はじめました

日常をだらだらと綴るブログはあったのですが、本や音楽の紹介をすると、記事の量が増えて見づらくなるため分けました。

当ブログではchaki0が「文化」についてだらだらと綴るブログ(になるはず)です。せっかく、僕が北海道にいるので北海道で行われるイベント等の話もたくさん出来ればいいなと思っています。

今後、よろしくおねがいします。