AVATAR

書く書くと言っていて、遅くなってしまった。

一言で言えば、「3D映画の可能性を示した映画」だと思う。というわけで、「3D映画っていうけど、3Dだからなんだっていうのさ」という人にオススメ。僕もこの映画を見るまで、3Dというとディズニーランドの「ミクロアドベンチャー」やUSJのセサミやシュレックの「4D」をイメージしていました。でも、全然違う。どう違うかって言うと、今までの3Dは飛び出す映像にあまりにも力を入れていて、いわば「どや!」感が強かった。でも、AVATARでは飛び出すことよりも奥行きを作ることで、3Dを演出装置として使い、これまでにない臨場感を作り出していた。そういった意味で「面白い」映画だった。

肝心の内容は……。見てないから分からないけれど、朝に放送されている日本の戦隊モノの方がストーリーが深いのではなかろうか。そんな勧善懲悪な話。環境問題みたいなことを口走った時は寒気を覚えた。都会人が田舎に感じる勝手な妄想みたいなのが大嫌いだ。『INTO THE WILD』は見事にそんな妄想を描いた映画だと思う。アレを見て、自然の素晴らしさと言っている奴は一度田舎に来たら良いと思う。そういうことじゃないだろう。

と、書き方が辛辣になってしまった。けれど、映像作品の新たな手法としては面白いことがいっぱいあるのでおすすめ出来ると思います。3D映画といっても方式が色々あるみたいで、IMAX方式がオススメなようです。僕はRealDで見ました。もう一度、IMAX方式で見直そうかとも考えています。ちなみに札幌のシネフロはXpanDらしいです。

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サマーウォーズのDVDを買おうと思う。